オーストラリアは入国緩和が進み、かなり入国しやすくなりました。今回はオーストラリア入国時と出国時(日本帰国時)の流れをお伝えします。入国審査や帰国時のPCR検査など実体験をお伝えするのでこれからオーストラリアへ渡航する人は参考にしてみてくださいね!
オーストラリア入国の事前準備
オーストラリアに入国するために必要な書類等の準備が実は一番時間がかかりました。準備すべき書類についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
また、ANA全日本空輸で入国される方は事前にANAからemailで届くANA Travel Readyを済ませると出発当日チェックインの際とてもスムーズです。
日本出国時
私は羽田から出発で、ANAでシドニーまで飛びました。陰性証明書が撤廃されたので空港には2時間前ぐらいに到着でも十分間に合いました。
自動チェックイン機でチェックインし搭乗券をゲット。その後荷預けのためにカウンターに並びました。
ANA Travel Readyを済ませていたのでパスポートのみ掲示し5分もしない間に荷預けまで終了。逆にANA Travel Readyをやっていない人たちは窓口で結構時間がかかっていました。
保安検査場、出国審査をスムーズに通過。免税店はほぼ全クローズ状態で搭乗ゲートはまだガラガラ…。夜の21時出発だったので閉まっていたのかもしれませんが早めに搭乗ゲートへ向かっても暇でした。
GW後の出発でしたが、シドニー行きの飛行機は満席。海外旅行復活に向かっている!!
約9時間のフライトでシドニーへ到着しました。
オーストラリア入国時
機内から降りてしばらく道に沿って歩いて行くと、スマートゲート使用のためのキオスクがあります。
ネットで検索してこれをやろうと思ったのですが…
パスポートを読み取ってもできない!
次のキオスクでも試しましたが…
今日はできない様子…。日本のパスポートを持っている人は全員できていませんでした。仕方ないのでそのまま歩いて行きます。
入国審査のゲートにスタッフがいてキオスクでの受付ができなかったことを伝えると1枚の紙を渡されそれに記入して有人の窓口へ進むように促されました。
その紙には、名前やパスポート番号、フライト番号、滞在先の住所、サインなどを英語で書く必要がありました。事前にホテルの住所と電話番号をスクショしておくとすぐに書けるので用意しておいた方が良いです。
入国審査での質問は、何のワクチンを何回打ったか聞かれました。モデルナを2回打っていることを伝えワクチンパスポートを見せて無事通過。入国後に抗原検査キットを使って検査するように言われました。
その後預け荷物をピックアップ。
その荷物を持って税関審査に進みます。オーストラリアの税関は世界の中でも厳しいと言われているので正直に申告した方がいいです。特に煙草や薬などは制限があるので注意です。スーツケースを開けての検査はランダムにされているようでした。
EXITのゲートをくぐり、スタッフへ入国カードを渡します。私は申告なしでしたのでそのまま通過。一緒に行った友人は市販薬の申告があったため、有人ゲートへ促されていました。その場合でも手荷物で持って行った薬を見せるだけだったようです。
オーストラリアの税関では申告するものがあるのに申告をしていないということが罪とされるので、申告すべきものがある人はしっかり申告しましょう。
空港に到着してから空港を出るまでの時間は約1時間半でした。
空港を出たらホテルへ直行
空港を出たら公共交通機関を使わずにホテルへ直行する決まりになっているのですぐ移動します。中には電車で移動している人もチラホラみかけましたが、私はUberでホテルへ向かいました。海外では英語ができなくてもUberアプリがあればどこにでも行けるので日本でインストールしておくと便利。
ホテルに到着し早めにチェックインすることができたのでお部屋で抗原検査キットを使って検査をしました。入国時の抗原検査はオーストラリアで認められている抗原検査キットである必要があります。アマゾンで購入できるのはこの検査キットぐらいでしたのでこちらを買っていきました。
無事陰性を確認。その後は結果の報告はどこにもしなくてOKで自由に観光ができました。
以上がオーストラリア入国時の流れです。
オーストラリアから日本帰国時
帰国時に必要なのはPCR検査と陰性証明書、日本帰国時のファストトラックの準備です。
私はシドニー空港にあるPCR検査場Histopathで検査を受けました。日本指定の陰性証明書での発行もしてくれます。
検査は予約なしでできますが先に個人情報の入力と支払いを済ませる必要があります。このテストはシドニー、メルボルン、ブリスベンの空港で受けれます。
こちらのサイトから登録と支払いができます→空港PCRテスト
テストタイプは79ドルの「Express RT-PCR Swab」でOKです。日本語の証明書が必要ですという項目にチェックをするのを忘れずに。
サイトで登録と支払いが終わるとバーコードの画面が出るのでその画面をスクショしておきます。後は受けたい時に現地に行ってその画面を見せるだけですぐに検査を受けれます。
シドニーの検査場は国際線ターミナルにあります。
出発ゲートのCカウンターの前のドアから外に出ます。
するとすぐ目の前に検査場があります。
ここの受付でスクショしたバーコード画面とパスポートを掲示するだけです。5分で終了。検査直前にEmailアドレスを確認されるので間違いがないか確認してください。
結果は90分以内に出るとのことでしたが、50分程でメールが届きました。PDFで届くのでそれをそのままファストトラックの登録にも使えて便利でした。念のため紙の証明書も貰っておこうと思い受け取りにいきましたが、帰国時に空港で見せることはありませんでした。ファストトラックでの申請時に提出できればOKのようです。
ファストトラックは出発する前までに準備する必要があるので時間がある時に入力できる所は埋めておいた方がいいです。
Mysosアプリをダウンロードして、質問票・誓約書・ワクチン証明書・PCRの陰性証明書を登録します。すべて登録が終わると審査され、審査完了になると画面が緑色になります。
私はワクチン2回接種でワクチン証明書の画像登録画面にならず困ってしまったのですが、2回接種者はワクチン証明書の欄を「無」で登録するのが正しいとのことです。つまり2回接種者はワクチン証明書がいらないということ。わかりにくい!!
「無」で進んだらあっさり審査完了して画面が緑色になりました。
チェックイン時の空港カウンターでもこのファストトラックの画面を見せるように言われるので早めに準備しておくとスムーズにチェックインできますよ。
保安検査を通り、自動の入国審査を通過。
夜の出発でしたが、シドニー空港の免税店は結構開いていました。
お土産屋さんも多いので早めに搭乗口に向かって買い物するのもいいかもしれません。ブランドモノの化粧品コーナーも照明は暗かったですが購入することができました。UGGのブーツも半額になっていたので購入しちゃいました。
そのまま飛行機に乗って約9時間のフライトで日本に到着。
日本帰国時
早朝に羽田空港に到着しました。
空港内をグルグルと歩きながら色んなチェックを受けていきます。先に抗原検査を受けて、その後はスタンプラリーのように回り、一通り終わったら掲示板モニターのある場所で検査結果の自分の番号が出るのを待ちます。
番号が表示されたら陰性。入国審査官に渡す用の陰性証明書を受け取って入国審査を通過します。その後、預けた荷物を受け取って税関を通過してゴールです。
空港に到着してから空港を出るまでにかかった時間は約1時間半でした。
24時間以内であれば公共交通機関を利用して自宅に帰ってOKなのでそのまま電車で帰宅。私はワクチン2回接種なので7日間の自宅隔離(帰国日を含まない)です。3日目にPCR検査を受けてMysosから証明書をアップすれば3日で解除となります。ワクチン3回接種の人は自宅隔離はなしです。
以上が帰国までの流れでした。
6月から日本の水際対策も少しずつ緩和されるそうなので海外旅行に行く人も増えそうですね!これからオーストラリアへ旅行へ行く人の役に立ったら幸いです。
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