30代後半に突入し一生独身を受け入れた私。
一生独身を受け入れることができた経緯はこちらの記事で書いているので興味のある方は読んでみてください。
今回は独身女の私が考える独身女性の生きる意味、生き方について書きたいと思います。
独身女性が生きる意味
独身女性が生きる意味を見出せないという話をよく耳にします。その気持ちはとてもわかるし、独身女性なら誰もがぶち当たる壁だと思います。悩んでいない人なんていない、みんな同じです。
私も以前はその悩みが続き出口のない暗いトンネルをずっとくぐっているような負のスパイラルの中にいましたが、今は冒頭で紹介した記事のように一生独身を受け入れることができました。
私は正直、独身だろうが既婚だろうが「生きる意味」なんてものは最初から存在せず、「生きる意味」は自分で作るものだと思います。
人のために生きる人生か自分のために生きる人生か
独身女性が生きる意味を決めたいと思うのが、結婚したら生きる意味が「夫や子供のため」になるから。それは人のために生きることを選ぶということ。自分で生んだ子供でも子供には子供の人生があります。一生一緒に居てくれるとは限らないし、親なら子供の幸せを願うはず。もちろんそれが生きる意味すべてだとは言いませんが、人生の時間の大半を家族に注ぐことになります。
だから独身者は堂々と「自分のため」に生きればいいのです。自分のことだけ考えて日々生きる。
一生独身で暮らすなら何を準備したらいいかを考える
一生独身だった場合に心配なのは「老後・お金・住まい」のことが多いと思います。
でもこれは日本の未来を考えると、既婚者でも同じように心配なことです。子供がいればその分負担もあるため、昔のように既婚なら安心という時代でもなくなったと思います。
これまではファミリー世帯が一番多かった日本ですが、今年来年のレベルで単身世帯・二人世帯がファミリー世帯を抜いて一番多くなると言われています。
そのためこれまでファミリー層向けに放送されていたテレビ番組はどんどん単身世帯向けの内容が増えて行くはずです。(もう既に大家族番組や家族で見れる音楽番組は減り、独身者設定のドラマが増えてきています)
私が思うのは、単身者が増えれば単身者向けのサービスももっと増えて行くということ。きっと自分がおばあちゃんになる頃には素晴らしい単身者向けの老後生活を送れる場所があると思うんです。だから、老後と住まいに関してはそこまで心配していません。
問題はお金のこと
日本円は年々価値が下がり安くなっています。それは対アメリカ(ドル)だけでなく、世界的に見てもです。例えば、世界一物価の高いと言われるスイスは10年前、1スイスフラン105円でした。それが今日では170円!(2024年2月時点)日本円が約45%安くなってしまっているのです。日本が貧乏になっているのは為替を見れば誰でも確認できる事実です。
日本に住んでいるから関係ないという話でもないのです。なぜなら日本は輸入大国だから。輸入品で生きている国なのです。他国の物価が上がり日本円の価値が減るということは、日本円だけを貯金している人はものすごいスピードでお金がなくなっていくということ。
お金のことだけは独身者もしっかり勉強した方がいいと思っています。
独身が賢く生きるには?
そうは言っても何からやったらいいかわからないですよね。
私はそのお金のことを勉強するためにFPの勉強をして資格を取得しました。知らなくて損する所だったと思うことも沢山あり、FPの資格を取ってやっと世の中のお金の動きを理解できるフィールドに立つことができたと感じています。
でもFPの資格は取ったけれど、老後のお金の心配が晴れたわけではありませんでした。
独身の設定で老後まで計算してライフプランを自分で作るのって正直かなり難しい。これから円安が加速していくならば尚更自分でライフプランを作るのは心配でした。
生命保険などは守る人(子供など)がいないため、掛け捨ての安い保険でいいと思っているのですが、大きな病気をした時に国の補助で何がどれぐらい保障されるか、貯金で払う分はどれぐらいになるのかなどの細かい部分までは考えられていませんでした。
なのでそのあたりの詳しいことはプロに無料相談で不安を解消しました。知らないから不安なのであってその道の詳しい人から聞くと勉強になることが多い。無料という点が一歩を踏み出しやすかったりします。
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心配な部分がクリアになっていくと不思議と心も軽くなるもので、不安なままで過ごしているよりも独身で賢く生きるために少し前に進めた気がします。独身はみんなと同じではダメ。自分を守るのには自分で動かなければなりません。
自分のために生きる生きがいを見つける
私の場合、もう生きがいは見つかっていました。それは人生一度なら世界中の素晴らしい場所へ行きたいということです。
旅行をするにはお金がかかるし、美しい山や中々行けない場所にある世界遺産を見るには体力も必要。だからそのために稼ぎ、健康な体を維持する。旅をすることが私の生きがいになっています。
生きがいが見つかっていない人は、自分が何をする時が一番楽しいか?やってみたいことはないか?を自分に問うことから始め、それでもみつからない時は面白そうだなと思う本を読んでみて下さい。いいなぁと憧れることや、疑問に思うことが必ずあるはず。それをやるためには何をしたらいいかと考えることで道は開ける。新しい興味や趣味はそういう所に落ちています。
この1年を楽しむに集中する
生きる意味ってなんだろう?と考えていると、あっという間に人生は終わります。
人は必ず死ぬし、死ぬときは誰でも一人です。
人生のやりたいことリストを作って1つでも達成できるように、まずはこの1年を精一杯楽しんでみて下さい。
生きる意味を問うのは、何も目標や目的がないから。
「心配なことを解消してやりたいことを整理する」そうやって過ごしていると生きる意味は自然と見つかります。
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