ハワイで一番高い山、マウナケア山。標高はなんと4205m!4000m級の山がハワイにあるとは驚きです。実はマウナケアは海底からの高さだとエベレストを抜いて世界一高い山。
今回はそのマウナケア山頂への行き方と私が参加したツアーの様子をレポートします!
マウナケア山頂への行き方
マウナケアへ行く方法は2つあります。
1つはレンタカーを借りて自分で行く方法
マウナケアまで自分で運転して行くこともできます。ただし、個人で行くにはリスクが多いです。
レンタカーで行く場合は4WDの車でないと登山道を通過することができません。また、かなり険しいガタガタ道なので運転技術や車のシステムの仕様をわかっていないと最悪転落します。このエリアは保険の対象外になっていることが多いためレンタカーを借りる時の免責事項をしっかりと確認する必要があります。
ハワイ島のレンタカーは楽天トラベルでも予約をすることができます。
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検索したらわかると思いますが、4WDの車を借りると一気に金額が上がります。
また、標高4000m超えの場所へ行くので高山病も心配されます。最低でも運転者は2人必要であることや山頂エリアを日没後30分以内に離れなければならないなどルールもあるので、それらのルールや健康面などを事前に把握しておかなければなりません。
2つ目はツアーでマウナケアへ行く方法
一般的にはツアーで行くのがスタンダードな方法です。
私はハワイ島滞在中レンタカーを借りていましたが4WD車にすると金額が倍ぐらいになったので、ガソリン代や安全等を比較してツアーの方が安心だなと思いツアーで行きました。
マウナケアのツアーで注意すべきは「山頂」か「山麓」の記載。山麓と記載があるものは、世界一の天体観測で知られるマウナケア山頂の天文台までは行かないので注意!山頂まで行くツアーは数が限られているので予定が決まったら早めの予約をおすすめします。
マウナケア山頂での服装
ハワイ島は年間を通して平均気温が最高27℃~31℃、最低19℃~23℃と安定しています。私が行った12月も平地の気温は22~28℃ぐらいでした。
しかし、山は違います!
マウナケアに行くには防寒着の準備は必須です!
・登山用インナー(ノースフェイス)
・ゴアテックス ジャケット(ノースフェイス)
・撥水パンツ(ノースフェイス)
・ライトダウン(ノースフェイス)
・ユニクロのヒートテック
・トレーナー
・トレッキングシューズ(キャラバン)
・登山用靴下
防寒着を色々と持って行きましたが想像以上の寒さ!私が行った日は快晴でしたがマウナケア山頂での気温はー7℃でした。
防寒に優れた登山メーカーであるノースフェイスの防寒着を持って行きましたが、これでも少し寒いぐらいでした。そこで秘密兵器出動!これは持って行って本当に正解でした!
下界にいるときは常夏なのですが、山を登って行く途中でどんどん寒くなるので上に重ね着していけるような服を持参していくのがおすすめ。
これを追加で持って行けばよかったな~と思うのは、手袋と温かい飲み物を入れた水筒。旅行に水筒を持って行ってツアーに行く直前に温かい飲み物を入れてくといいと思います。
マウナケア山頂ツアーの体験ブログ
ここからは私が参加したマウナケア山頂ツアーの様子を紹介します!
ツアーの様子はこちらのYoutubeでも紹介しています。ツアーは7’30~です。
14:45 ピックアップ(ワイコロア)
ハワイ島のホテルはワイコロア ビーチ マリオット リゾート & スパ に滞在していたので予約時にピックアップをワイコロアのクイーンズマーケットでお願いしました。
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集合場所に行くと運転手さんから名前を確認されました。免責事項等の紙にサインをして出発。ツアー参加者は全部で9人、車は満席でした。
16:20 オニヅカビジターセンター到着
マウナケアは4000m超えの標高の高い山なので高山病にかかる可能性があります。体を慣らすために途中のオニヅカビジターセンターで休憩します。
ここでBLTのサンドイッチの夕食がでました。すっごく美味しかったです!
オニヅカビジターセンターでの気温はー3℃。外でご飯を食べるのもかなり寒かったです。ここはお手洗いがある最後の場所です。必ず行っておきましょう。
16:55 マウナケア山頂へ出発
食事を食べて防寒対策をしたら再び車に乗り込んで山頂へ向かいます。
4WDの車じゃないと行けないという意味がわかるぐらい道はガタガタ。すぐ横は崖なのでスリップしたら本当に危険な道でした。車酔いする人は酔い止めが必要なレベルの道悪でした。
17:20 マウナケア山頂到着
ついに標高4205mのマウナケア山頂に到着。
世界で一番天体観測に適した場所といわれるだけあって天文台がいくつもあります。とにかく景色が素晴らしい!すばる望遠鏡もありました。
17:40 マウナケア山頂でのサンセット
マウナケアと言えばサンセット。段々と空がオレンジ色に染まっていく姿はとても幻想的です。雲海に沈んでいくサンセットは本当に美しく自然の美しさに感動しました。
日没後、マウナケア山麓へ向かて出発します。
18:30 マウナケア山麓で星空観測
マウナケアを少し下って来た所で星空観測をしました。他のツアーの方もいて全部で車は4台ほどありました。おそらく山麓のツアーの方とここで合流する気がします。(正直ここの星空観測だけだったら勿体ない!山頂でのサンセットの方が何倍も良かったです。)
ガイドさんが星座の説明などもしてくれ、ここでは本当に綺麗な星空を見ることができました★が、日没後は本当に寒くて寒くて体感-10℃以下と言う感じ。
ガイドさんが一眼レフで星空背景に写真を撮ってくれたのでいい記念になりました。(iphoneの人はその場でAir Dropで送って貰えていました)
19:10頃山麓を出発、オニヅカビジターセンターを経由してワイコロアエリアへ帰ります。帰りの車内は全員爆睡(笑) 標高の高さと寒さで体力を結構消耗しました。
21:30 ワイコロア到着
ピックアップ場所のワイコロアエリアに戻って来たのは21:30頃でした。
行ってみてやはり個人で行くのはハードルが高いなという印象。標高の高い場所に体が慣れていないことや、寒さで体力を奪われ想像以上に疲れました。これで帰りも運転して帰ってくると思ったら無理だったと思うのでツアーにして正解でした。
マウナケア山頂へのツアーを考えている方の参考になれば幸いです。
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