フランス

【フランス・シャモニーの行き方】エギーユ・デュ・ミディ展望台から臨むモンブランの絶景

フランス・シャモニーの行き方、EU最高峰モンブランの絶景エギーユ・デュ・ミディ展望台
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モンブランの街

スイスとイタリアの国境付近にあるフランスの街「シャモニー・モンブラン」。ここにあるのはヨーロッパ最高峰の山、モンブラン山(標高4,810m)です。

世界でも有数のスキーリゾートとして有名なシャモニーには世界中からスキーヤーやアルピニスト達が集まります。

アルプスと言えばスイスが有名ですが、ここシャモニーのアルプスはレベルが違います。シャモニーにあるヨーロッパで2番目に高い展望台エギーユ・デュ・ミディ展望台(標高3,842m)」は異次元的の空中空間。

今回はシャモニー・モンブランへの行き方日帰りでエギーユ・デュ・ミディ展望台を訪れた際の体験をレポートします!

ねぇねぇ
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圧巻のアルプスの世界に感動すること間違いない本当に素晴らしい場所です!

フランス・シャモニーへの行き方

シャモニーへの行き方

ジュネーブからシャモニーへ行く方法

一番スタンダードなのはスイスのジュネーブから行く方法です。ジュネーブからなら日帰りでシャモニーを訪れることができます。

ジュネーブからシャモニーまではバスで約1時間30分。バスはOmioで日本語検索で簡単に予約できます。→Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約

Omioの使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

ヨーロッパ鉄道予約をアプリで簡単にするおすすめ方法
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個人で手配するのが心配という方はツアーを利用して行くこともできます。

パリからシャモニーへ行く方法

パリからシャモニーへ行く場合は、シャルル・ド・ゴール空港やオルリー空港、リヨン駅からバスが出ています。パリのどこから乗るかによって所要時間は変わりますが、一番近いリヨン駅からで約5時間。

LCCでジュネーブ空港まで約1時間飛行機で飛んでジュネーブまで行き、上記で紹介したジュネーブから行く方が速いです。

ミラノからシャモニーへ行く方法

イタリアのミラノから行く場合は、ミラノのランプニャーノバスターミナルからシャモニー行のバスが出ています。

ミラノからシャモニーまではバスで約4時間。朝一番のバスに乗り夕方にシャモニーを出発するバスで戻れば日帰りは可能ですがシャモニー滞在時間はかなりタイトになります。

ミラノからシャモニーまでのバスもOmioで簡単に予約できます。→Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約

ねぇねぇ
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私はミラノからシャモニーへ行き、シャモニーからジュネーブへ抜けるルートで旅行しました。

パリやミラノから行く場合は宿泊推奨

スイスのジュネーブから日帰りで行く場合や、パリやミラノからシャモニーを訪れてジュネーブに行く場合は日帰りでの観光が可能ですが、ゆっくりと観光したい方はシャモニーでも宿泊し観光することをおすすめします。

アルプスはとにかく天気が重要。晴れに当たればラッキーですが山岳地帯なので一日中雲の中ということもあります。良くも悪くも山の天気は変わりやすいです。日帰りはそこそこハードスケジュールになるので予備日と言う意味でもホテルに1泊する方が余裕を持てます。

シャモニー内のホテルに滞在すると「カルト・ドォット」という区間内の電車やバスが無料になるカードを貰うことができるので効率よくシャモニーを観光することもできます。

\ シャモニーのホテル予約はこちら /

ExpediaBooking.com

シャモニーでの服装

山の天気は変わりやすいので雨が降っても大丈夫なようにゴアテックスのウェアノースフェイス クライムライトジャケットを持って行きました。シャモニーの街は長袖1枚で過ごせるぐらいの気候(6月下旬)でしたが山頂は極寒なのでウェアは必須です。

 

インナーはノースフェイスのエクスペディションドライドットジップハイを着ていました。防寒対策にライトダウンも持参し、シャモニーではエギーユデュミディ展望台の頂上に向かう途中で着込みました。

ボトムは撥水パンツ。こちらもウェアと同じように雨が降っても撥水するパンツを選びました。

 

私が履いて行ったのはノースフェイス アルパインライトパンツ山岳エリアで人気のパンツというだけあって、とにかく動きやすく暖かい。他のアルプスのハイキングでも大活躍でした。

エギーユデュミディではほぼ全員がトレッキングシューズでした。雪もあるので足元が滑りやすいですし、雪山を歩く人は絶対に持って行った方がいいです。私は日本人の足に合うと言われているキャラバンのフリートレックハイを購入しました。ゴアテックスなので水に濡れても大丈夫。

エギーユ・デュ・ミディ展望台登頂体験

エギーユ・デュ・ミディ展望台

私はイタリアのミラノを朝出発し、シャモニーへ。色々とトラブルがあり到着するのが遅くなってしまいました。

シャモニーを訪れた目的は、ヨーロッパで2番目に高い展望台「エギーユデュミディ(Aiguille du Midi)」に登ってヨーロッパ最高峰のモンブランを見るためです。

シャモニーの様子はこちらの動画でも見ることができます!

ねぇねぇ
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動画の方がイメージしやすいと思うので良かったら見てみて下さい。

11:30 シャモニー到着

シャモニーのバスターミナルに到着。事前調査でシャモニーの駅付近にコインロッカーがあるらしいという情報は得ていたのですが、バスターミナルからシャモニー駅までは少し距離があり、エギーユデュミディ展望台へはバスターミナルからの方が近かったので、バスターミナル付近で荷物を預かってくれる所を探しました。

シャモニー荷物預かりバスターミナルの目の前にあるアウトドアショップで交渉し、1つ10€で17:00まで荷物を預かって貰えました。

11:40 エギーユデュミディ展望台チケット購入

エギーユ・デュ・ミディ展望台チケット購入到着が遅くなってしまったので仕方ないのですが6月下旬のハイシーズンということもあり、チケット売り場は大行列…。炎天下の中約1時間並んでようやくチケットをゲットしました。

料金は往復で€75でした(2023年6月時点)

チケットにはCABINの番号と乗れる時間が記載されています。

エギーユ・デュ・ミディ展望台チケット

私の時はなんと購入から2時間後!やはりハイシーズンは朝早くシャモニー入りした方がいいです。もしくはジュネーブ発のツアーに参加する方が効率的に行くことができると思います。

私はシャモニーの後ジュネーブへ抜けるルートで既に帰りのバスを手配済みでした。そのバスが17:15発だったので間に合うか怪しい状況…。インフォメーションで2時間30分で頂上まで行って戻ってこれるか聞いた所、混雑しているから難しいかもしれないと言われてしまい途方に暮れていました。

それを近くで聞いていた優しい方が30分早いチケットを譲って下さり、14:25に乗る予定が13:50に乗れることになりました!本当に有難かったです。

12:50 カフェでランチ

シャモニーのカフェ1時間程近くのカフェで時間を潰しました。チケット売り場の近くのカフェCafé Bluebird Chamonixでブリトーのランチ。Google Mapの口コミが良かったのでこちらに入ってみたのですが本当に美味しいブリトーでした!金額もリーズナブルでとってもよかったです。

13:50 ロープウェイに乗車

エギーユ・デュ・ミディ展望台へ

やっとCABINの時間が回って来たのでロープウェイに乗り込みます。と言ってもすぐに乗れるわけではありません。

ゲートを通過して戻ってくるロープウェイを待って順番に乗り込みます。1台に70人乗れますがロープウェイは身動きがとれないぐらい満員です。

エギーユ・デュ・ミディ展望台へ

プランドレギュイユ駅 (Plan de l’Aiguille) で乗り換え

プランドレギュイユ駅

途中プランドレギュイユ (Plan de l’Aiguille) 駅でロープウェイを乗り換えます。ここで標高2,317mです。ここからかなり寒くなるのでウェアを着こみました。

ロープウェイを乗り換えると山肌をなめるようにすごいスピードで垂直に登って行きます。

エギーユ・デュ・ミディ展望台ロープウェイ

14:40 エギーユデュミディ山頂駅到着

エギーユ・デュ・ミディ山頂駅

標高3,777mの山頂駅に到着。ここから更にエレベータに乗って頂上まで登ります。

エレベータ乗り場に行くまでの間に、空中に架けられた橋(赤で囲んだ橋)を渡るのですが、ここがスリル満点!風に煽られるのでかなり怖かったです。

エギーユ・デュ・ミディ空中に架かる橋

でもここからの景色は抜群! 大迫力のアルプスの絶景が広がります。

モンブランの絶景

エギューディミディは標高が高いからか、ほとんど子供の姿は見ませんでした。足場も滑ったり、少し危険な場所も多いので子連れには向かないかもしれません。

頂上までのエレベーターは6人乗りなので行列ができていました。ここでも約20分程並びました…。エギーユデュミディではいろんなポイントで待つ時間が多かったです。

15:10 エギーユデュミディ山頂 (標高3,842m)

標高3842m

そして、ついに山頂到着!

エギーユ・デュ・ミディ展望台到着

展望台からは急角度で街を見渡すことができます。

360℃見渡す限り標高3000mオーバーのアルプスの絶景が広がります!

エギーユ・デュ・ミディ展望台到着

ヨーロッパ最高峰、モンブラン山 (標高4,810m)

ヨーロッパ最高峰モンブラン山

展望台の正面に鎮座するのはヨーロッパ最高峰のモンブラン山。大物の風格がものすごい。

天気に恵まれて最高の景色を堪能しました!

アルピニスト

エギーユデュミディ展望台は迷路のような構造で、色々と見所がありました。実際に登山をしているアルピニストの様子も見ることができます。

エギーユ・デュ・ミディ展望台地図 アルピニスト達

ガラス張りの飛び出た窓で写真が撮れる空中散歩は50分待ちだったので諦めました。

エギーユ・デュ・ミディの空中散歩

帰りバスの時間が迫っていてあまり時間がなかったので速足で一通り回りました。

16:00 下山のロープウェイ乗り場

帰りのロープウェイ

17:00までに荷物をピックアップしないといけないので少し早めにロープウェイ乗り場に行きましたが、到着した時にもらった番号の時間のキャビンでないと帰れないとのこと…。

これは早く帰りたい人にはかなり困ります。長く居たいと思っていてもこの番号でないと帰れないので困りますね…。そしてキャビンの番号が何時に来るのかはここにきて電光掲示板を見ないとわからないので滞在時間が読みにくい!

帰りのロープウェイ

待っている間にかなり前の番号札を持った方が来て通してもらう姿を見ましたが、そうなると1台に乗れる定員が後ろにずれるので最後の人ほど中々帰れないということになります…。この辺はスイスの山のシステムを見習って欲しいなと思いました。

16:20 下山ロープウェイに乗車

帰りのロープウェイ1しばらく待ってようやく乗ることができました。来た時のようにプランドレギュイユ駅で乗り換えますが、ここでもまた行列に並ぶことに…。

ロープウェイは支柱を通過する時にジェットコースターの落ちる感覚になるポイントがいくつかあってかなり怖かったです。

シャモニーの街

16:55 シャモニーの街に到着

荷物を預かってくれているお店に到着したのが17:00ぴったりで本当にギリギリでした。

その後無事17:15発のジュネーブ行のバスにも乗ることができました。

私が行ったのはハイシーズンなのでかなり混雑していた時期だったと思いますが、各ポイントで並ぶ時間がかかるので行かれる方は余裕を持って動くことをおすすめします。

ねぇねぇ
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シャモニー・モンブランは異次元のアルプスの絶景が見れる本当に素晴らしい場所です!ぜひ行ってみて下さい!
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