70歳の長寿を祝う古希（こき）。元々は数え年で70歳、つまり69歳の時にお祝いする行事でしたが、最近は満70歳でお祝いすることも多くなっているようです。私の地元の地域では数え年で祝う風習があったので69歳で開催しました。
古希のお祝いはやらない家庭もあると思いますが、お祝いの会を開かない方も今までの感謝を伝えるいい機会だと思います。生きているうちに感謝を伝えれることは幸せなことです。
今回は古希のお祝いのプレゼントで悩んでいる方へ、おしゃれなプレゼントを５つ紹介します。父母どちらにも対応できますし、実際贈って本当に喜んでくれたものばかりなので参考にしてみてください。
１.パープルのスワッグ（ドライフラワー）
古希のお祝いのテーマカラーは「紫」。紫色のプレゼントを探す人が多いです。
そこでおすすめなのがスワッグ。スワッグは生花よりも長持ちし大体1年ぐらいインテリアとして楽しむことができます。
私はフローリストさんが一つずつ手作りしてくれるHitoHanaさんでドライフラワー スワッグ パープルを注文しました。花束にメッセージカードを同封できたり、直接配送も可能なのでとっても便利。
何よりも届いた商品がおしゃれで素敵すぎて感激！
この写真が実際に届いたものです。他のお祝いでも利用したいなと思うぐらいセンス抜群でした。注文から配送まで1週間もかからなかったので急いでいる人にもぴったりです。
２.思い出ビデオ
一番喜んでもらえると思うのが思い出ビデオです。親にとって子供と過ごした頃の思い出は宝物です。準備時間がある人や感動させたい、感謝の気持ちを映像で伝えたいという人におすすめです。
昔のminiDVやビデオテープの記録などが残っている人は、これを機会にデータ化しておくのもいいと思います。特にテープは年数が経つにつれ劣化してしまい見れなくなってしまいます。
今はminiDVや8ミリビデオ、ビデオテープなどをデータやDVDにしてくれるサービスもあります。→ビデオテープのデジタル化、DVD化サービス【ダビングコピー革命】
幼少期の映像や子供の頃の声というのは、その当時を蘇らせます。テープ時代の映像はお金には代えられない貴重なものなので大切に保管しておきたいですね。そのDVDを上映するのも一つのイベントとして喜ばれるはずです。
私もこの機会に幼少期に父が撮影してくれていたminiDVをデータに変換し、そのデータとアルバムの写真を使って、両親の結婚式から現在の孫（姉妹の子供たち）が誕生するまでの間の思い出ビデオを作成しました。
自分でビデオを作れないという人でもココナラで簡単に依頼することができます。検索窓で「思い出ビデオ」で検索するとビデオ制作ができる方へお願いすることができますよ。
古希のお祝いの食事会でそのビデオを上映したのですが、普段は口数少ない父親もボロボロと涙を流しながら見ていて、それを見て私たち姉妹も涙しました。
家族の思い出はきっと一番感動するプレゼントです。
３.薩摩切子
古希祝の記念品を贈呈したいという方には伝統工芸品がおすすめ。予算に余裕のある方や、兄弟や姉妹などで協力して資金を出せる方に紹介したいのが、鹿児島の伝統工芸品「薩摩切子」です。
私も姉妹でお金を出し合って薩摩切子のお猪口をプレゼントしました。
注文したのは島津薩摩切子のお猪口です。無料サービスで箱に名入れをしてくれます。
古希のお祝いであることと、年月日、贈った子供たちの名前を入れて頂きました。箱書きには2～3週間時間がかかるため、時間に余裕がある人に向いています。
時間がない人は、楽天やAmazonなどでも商品を注文することができますよ。
薩摩切子までの予算はないという人は、東京の江戸切子もいいですね。
４.おしゃれなヨーロッパの食器
おしゃれなお父さんお母さんに贈るおすすめはヨーロッパの素敵な洋食器。
海外旅行に行ってもなかなか持って帰ってこれないのが海外の食器です。洋食器はデザインが彩り鮮やかなものからシンプルなものまで幅広く、フィンランドの家具や食器などは日本でも人気があります。
ヨーロッパの素敵な食器を見つけるならSohbiさん。洋食器だけでなく、バカラやワイングラスもあるので両親の雰囲気に合ったお気に入りの一品を探すことができます。
「これからもたくさん食べて長生きしてね」という気持ちを込めて、食卓に並ぶものをプレゼントしましょう。普段の生活の中で目にする商品は印象に残る記念品になると思います。
５.南部鉄器
健康志向のお父さんお母さんへのプレゼントは、岩手の伝統工芸品「南部鉄器」。南部鉄器は日本を代表する伝統工芸品で、外国人からも人気の商品です。
南部鉄器は鉄分を補給することができるため、貧血予防や健康維持のためのプレゼントとして最適です。いつまでも健康でいて欲しいという気持ちを込めて贈ることができます。
岩手の工房で南部鉄器のオンライン注文をやっているのはOIGEN、岩鋳、kanakenoなどですが、楽天やAmazonなどでもこちらの工房の商品を取り扱っている所もあります。
最近はカラーのポットも出てきておしゃれなデザインのものも多いです。カラーポットは南部鉄瓶よりも安価で購入することができますが、ホーロー加工されているものは鉄分補給はできないので購入する時に注意してください。
南部鉄器の商品は調理器具なども展開していて、岩手県の奥州市などはふるさと納税でも南部鉄器商品を販売しています。岩手の家庭に一つはあると言われる南部鉄器、自分用にも一つ揃えたいですね。
古希のお祝いは家族の絆を深める
大人になるとなかなか感謝を伝える場がないもの。古希のお祝いは子供から親への感謝の気持ちを伝えられる貴重な機会です。
家庭によって温泉旅館やホテルで会食を行う人もいますが、私は実家でお寿司などを注文し親族を呼んでこじんまりと行いました。小さな会でしたが両親はとても喜んでいましたし、姉妹ともやってよかったねと話していて家族の絆がより深まったように思います。
遠方にいて会えないという人も、素敵なプレゼントを贈って感謝を伝えてみてください。きっと喜んでもらえますよ。
この記事がみなさんの古希のプレゼント選びの参考になれば幸いです。
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