カンボジアの宝、世界遺産アンコールワット。世界三大仏教遺跡の1つとしても有名なアンコールワットは、人生で行きたい世界遺産トップ10に必ず入ってくる素晴らしい遺跡です。
そのアンコールワットには1年に2回だけ特別な日があります。
1年に2回アンコールワットの塔の真ん中に太陽が昇る日
アンコールワットは1年に2回だけ中央塔の真ん中に太陽が昇るように設計されています。その日は春分の日と秋分の日です。
秋分の日は雨季にあたり雲に隠れてしまい太陽が見れる確率が低いため、春分の日を狙って訪れる人が多いです。
今回は、2024年の春分の日にカンボジアへ行ってきたのでその様子をレポートします!
アンコールワットの太陽の年間位置
アンコールワットに昇る太陽の軌道は上記のように動きます。
3月の春分の日と9月の秋分の日に真ん中に昇ることがわかると思います。
ちなみにこちらが秋分の日から丁度1ヶ月後の10月のアンコールワットの日の出です。
塔の周辺に太陽が昇る姿が見たいのであれば、乾季は2月~4月、雨季は8月~10月にカンボジアへ旅行すると綺麗なサンライズが拝めそうです。
2024年の春分の日のアンコールワットの様子
▲2024年春分の日のアンコールワット
結論から言うと、2024年の春分の日(3月20日)は真ん中よりも少し右側でした。雲が下にかかっていて太陽が現れたのも上記の写真の位置からでした。
ちなみに2日前の3月18日は雲がかからず塔の下から綺麗に太陽が昇りました。
▲2024年3月18日のアンコールワット
そして、塔の真ん中ぴったりにきたのは春分の日の2日後の3月22日でした。なので、太陽位置が少し後ろにズレているのかもしれません。
春分の日・秋分の日前後2~3日の微妙なズレがあるのでその辺は現地で様子を見るしかありません。
▲ダイヤモンドアンコールワット
やはり年に2回だけの特別な日ということもあり、ものすごい人で混雑します。アンコールチケットセンターもいつも以上に混雑するため、前もって準備しておくかツアーなどを利用されることをおすすめします。
\日の出観賞付き/
太陽が昇るアンコールワットは神秘的で美しすぎた
1年にたった2回だけの特別な日。まるで本当にそこに神様がいるような美しいアンコールワットを見ることができました。
▼こちらのYoutubeで2024年春分の日のアンコールワットの様子を見ることができます。(7’48~春分の日)
誰かのカンボジア旅行の参考になれば幸いです。
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