30代になってから適度なランニングを始めたねぇねぇです。
2021年に初めてホノルルマラソンに参加し、フルマラソン初心者ながらもなんとか完走することができた私。2021年から3年連続でホノルルマラソンに参加しました!
2021年の初めてのホノルルマラソンの体験談はこちらの記事から読めます。
ホノルルマラソンに参加して、やっぱりホノルルマラソンは人生最高の体験だとつくづく感じました。何歳でもチャレンジできる挑戦です!
今回はホノルルマラソン2022の体験を通して、おすすめのホテルや服装、持ち物、JAL便を使うメリットなどを紹介します。
ホノルルマラソンおすすめの宿泊ホテルは?
ホノルルマラソンのスタート地点はアラモアナ公園。ゴール地点はカピオラニ公園です。
この2つの地点の間(約5km)でホテルを選ぶことになりますが人気なのは2つの地点の真ん中にあるホテル。
特にシェラトンワイキキホテル・モアナサーフライダーは普段でも人気のあるホテルですが、ホノルルマラソンの時期はかなり前から予約で埋まります。1年前から予約している人もいるぐらいです。実際私もホテルは2月に押さえていました。
私は毎回ホノルルマラソンの時はシェラトンワイキキホテルに滞在しています。ハワイ中心部にあり観光含めてとにかく便利な立地です。
シェラトンワイキキからはスタート地点までは徒歩約25分、ゴール地点からは徒歩約30分です。
ハレクラニホテル・シェラトンワイキキホテル・モアナサーフライダー・ハイアットリージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパ・アウトリガー リーフ ワイキキビーチリゾート
フルマラソン初心者やホノルルマラソン初心者はゴール地点に近いホテルか2地点の間のホテルを選んだ方がいいと思います。なぜならゴールした後も歩いて帰らなければならないからです。
初めてのフルマラソンはかなり足にダメージがくるのでロボット歩きになります。どうしても朝早いのが苦手ということであればスタート地点に近いホテルを選びましょう。
一応シャトルバスも出ていますが通常よりも相当早くホテルを出発しなければなりません。とんでもなく混んでいてスタートに間に合わなくなったりするので、ほとんどの人が歩いてスタート地点へ向かいます。
アラモアナホテル・プリンスワイキキ・ザ モダン ホノルル・イリカイ ホテル&ラグジュアリ スイーツ・ヒルトン ハワイアン ビレッジ
ワイキキ ビーチ マリオット リゾート&スパ・クイーンカピオラニホテル・パークショアワイキキ・ホテル リニュー・アストンワイキキサンセット
ハワイのホテルは楽天トラベルで予約できるホテルも多いので楽天を利用している人はポイントもゲットできますよ。
3日前にゼッケン受取へ
ホノルルマラソン本番の3日前からハワイコンベンションセンターでゼッケンの受け渡しがありました。
昨年は2日前に受け取りに行ったのですが、オリジナルグッズやTシャツのサイズがほとんど売り切れていたため、今年はその教訓を活かしてゼッケン受取開始初日に行きました。
事前にメールで届いていたゼッケン引き換え証の番号を伝えて受け取ります。
ゼッケンを受け取ったら次のブースで裏に付いているタイムを計測するための磁気が正常に作動するかの確認をします。
その後JALのブースへ。
ホノルルマラソン参加者はJAL便で行くべき
ホノルルマラソンはJAL主催のマラソン大会。個人手配で旅行する際もホノルルマラソンに出る人はJAL便を使った方が色々とサポートや特典があります。
私は個人手配でJAL公式サイトから航空券を手配しました▶ハワイのスペシャル運賃販売中
JALを利用してハワイを訪れた人はホノルルマラソン後にJALのテントで休憩ができるという特典がありました。走った分マイルが貯まるキャンペーンなども開催していました。
実際完走後にJALテントを利用しましたが、飲み物や氷、おしぼり、日陰でゆっくりと座れる椅子などが用意されており、これらが無料で使えるのは本当によかったです。また、今回はシャトルバスのピンクラインが滞在中無料になる特典などもあったので、他の航空会社の方が多少安かったとしてもJALで来る方が確実にお得でした。
※特典内容は2022年に受けたものです
JALのブースで名前や利用便等の情報を伝え、JALテントを利用するためのシールをゼッケンに貼ってもらいました。
その後、オリジナルグッズやスポンサー企業のブースを見て回りました。ホノルルマラソンのオリジナルグッズはここでしか買えないため、みんな買い求めて会計は長蛇の列!
初日ということでサイズなどはある程度ありましたが、帽子やランニングシューズなどは既にサイズがないものもありました。グッズ狙いの人は早めにゼッケン引き換えに行った方がいいと思います。
ホノルルマラソンの服装
私はナイキが好きなのでナイキで一式統一。
スポーツウェアなどは練習の時から色々と揃えていて一番着心地が良い物を持って行きました。ゼビオオンラインがデザインの種類も多く安かったのでスポーツウェアを買う時はよく利用しています。
ランニングシューズ
NIKE EPIC REACT FLYKNIT 2 ナイキ エピック リアクト フライニット 2
帽子
ナイキ キャップ NIKE Swoosh Legacy 91 Dri-FIT
トレーニングサポートタイツ
ワコール CW-X 下半身フルサポート ジェネレーターモデル レディース スポーツタイツ ロング
Tシャツ
ナイキ(NIKE)ドライ 速乾 ランニング レディース Dri-FIT ワン ラックス トップ
ショートパンツ
Dri-FIT スウッシュ ランショートパンツ
ホノルルマラソンの持ち物
持ち物は前年参加の教訓に習い必要最小限にしました。
ウェストポーチ
ポーチは海外旅行のセキュリティポーチとして使っているセキュリポ。色んなウェストポーチを試したけれどこれが一番モノが入るし体に密着する。
エネルギージェルとアミノ酸
バックに何個か入るコンパクトなものを持って行きました。フルマラソンでは必須のグッズ。
Goproカメラ
カメラはミニ三脚などは置いてカメラ部分だけをストラップで腕に付けて手持ちしました。ちなみにスマホもバックの中に入れています。
サロンパススプレー
去年持って行かなくて一番後悔したグッズ。今年はしっかり持って行き大活躍でした。
給水カップ
2021年大会から始まったセルフエイドネーション。いくつかの給水所では紙コップが支給されず自分で給水します。そのための給水カップ。
現金$10
去年ゴール地点のカピオラニ公園からシャトルバスが出ていて5ドルぐらいだったと思うのですがバスでホテルの近くまで帰りました。(特定のホテルまでしか送ってくれないのでまぁまぁ歩くことになったのですが…)
もし歩くことが限界に達していた時のために5ドル札を2枚だけ持って行きました。
ホノルルマラソン当日
ホノルルマラソン2022の当日の様子はこちらのYoutube動画でも公開しています。
ホノルルマラソンは12’48~です。動画の方が雰囲気をつかみやすいと思います。
当日は3:30起床
日焼け止めを塗ったり、テーピングをしたりして身支度。事前に買っておいた朝食を食べて4:30にホテルを出発。シェラトンワイキキホテルから約25分歩いてアラモアナ公園へ向かいました。
5:00スタートと共に盛大な花火
エントリーをする際に伝えた想定タイムごとにゼッケンのカラーのフラグ周辺で列に流れます。想定タイムが速い人や招待選手はゼッケンのナンバーが若く、スタートも早いです。
私は6時間程を想定して申込みをしたので中盤ぐらいのスタートでした。
5:13にスタート看板を通過!
ゴールの際に電光掲示板で大きく表示されているタイムは5:00ぴったりにスタートした人のタイムなので自分でタイムを把握したい人はスタートが何時だったかを覚えておいた方がいいです。
10キロの人はダイアモンドヘッドの麓でゴール
10キロランのコースに申し込んでいる人とはここでお別れ。
ここまでは順調!ここから人が減るので少し走りやすくなります。
ここの時点で1時間10分ぐらい。1km7分ぐらいで来たことになります。練習では1km6分30秒でトレーニングしていたので、やはり人ごみの走りにくさがありました。
ダイアモンドヘッドでのマジックタイム
ダイアモンドヘッドの坂を登って行く時、こんなにキレイに焼ける空は滅多に見れないというぐらい美しいピンクの朝焼けを拝むことができました。
こんなに美しい空の下を走れていることが本当に幸せ。
13kmあたりのダイアモンドヘッドの坂道の頂上ではタイミング良く日の出を見ることができました。最高の朝です!
15km絶景の下り坂
遠くまで見える美しい坂道を下っていきます。
下りは膝を傷める可能性があるのでゆっくりと進みました。
ハイウェイに入ります
ハイウェイに入る入口付近では沿道の方々からたくさんの声援を貰いました。
芸能人も参加しているのでテレビ局の撮影も。
ホノルルマラソン2022ではオリエンタルラジオの藤森慎吾さんとレスリング女子のオリンピック3連覇を達成した吉田沙保里さんが出走されました。
ハプニング発生
ハイウェイでつまずき転倒し怪我をしてしまいました…。足・歯・唇などを負傷し近くのメディカルテントへ。
ゼッケンナンバーを控えられ、複数人のスタッフがとても丁寧に応急処置して下さいました。タイツが破け膝からの出血なども結構ありましたが、処置した上からテーピングを巻いて走りやすいように調整もしてくれました。本当にありがたかったです。
棄権をしますか?と問われましたが、歩いてでもゴールしたいという思いがあったのでコースへ戻りました。
今回、カード付帯とは別でコロナにかかった場合でも治療できる海外旅行保険にも加入して行ったのでこの怪我の治療や身に付けていた衣服などもすべて保障してもらうことができました。いつもはカード付帯だけで海外旅行していますが、今回は保険に入ってて本当によかったです。
絶景のハワイカイ
ハワイカイは本当に景色が綺麗で痛みも吹っ飛びます。
怪我した部分は痛いけれど体は元気でした。走って歩いてを繰り返しながらハワイカイの折り返し地点を通過。
セルフエイドネーション
こちらが2021年から始まったセルフの給水所。給水カップが必要なのは、ここで放水された水を飲むためです。
ハイウェイをひたすら進む
果てしなく続く道…。ただただ前に進みます。ここら辺から膝の痛みが強くなってきて歩きました。
痛みの限界が迫る後半
後半は写真や動画を撮る気力もなくなり、ただただゴールすることを目標に一歩一歩前に進みました。
この絶景に癒されながら「あともう少し、あともう少し」と自分に言い聞かせて足を前に進めました。
そして、念願のゴール!
最後の直線は残りの力を振り絞って全力で走りました。この道を走る瞬間は毎回感無量です。
タイムは6時間40分台でした。(5:13に出発しているので電光掲示板のタイムと相違があります)正式なタイムはネット上で確認することができます。
途中で転倒するハプニングがありメディカルで20分ロスしたり、後半ほとんど歩いたため練習よりも遅くなってしまいました。
本当は6時間切りたかったけれど完走できただけで満足です。達成感と感動で最高の日になりました。
今年は怪我をしてしまい目標タイムには届かなかったけれど、またチャレンジする機会を貰ったと思ってホノルルマラソン2023でリベンジしたいです!
JALテントで休憩
完走メダルとフィニッシャーTシャツを貰って、軽食コーナーへ。マラサダとバナナ、ココナッツドリンクを頂きました。
JALテントではコーラや氷、おしぼり、水などを貰いました。
テント内の日陰でゆっくりと椅子に座って休憩できたのは本当によかったです。JAL便で来る価値がありました。
カピオラニ公園から歩いて帰宅
去年はもう歩くのもしんどいぐらいに足がロボット状態でシャトルバスに乗ったのですが、今年は怪我の痛みはあっても足自体の痛みはまだ余裕がありました。
30分歩いてホテルまで帰り、水風呂でゆっくりと体をアイシングしました。
ホノルルマラソンは歩いてもいいんです
ホノルルマラソンは市民のための時間制限のないマラソン大会。一般人がゆっくり歩いて完走を目指したっていいんです。辛いけど感動と達成感がものすごくあるのがホノルルマラソン。
日本人はタイムにこだわりがちですが海外ではタイムを気にしているのは普段からランニングをしているランナーだけです。Youtubeなどでも元々ランナーな人が速く走ることを発信していますが、遅くたって全然いいんです。マラソンは自分との闘い。人と比べる必要はありません。
マラソンに限らず、何かに向かって自分でチャレンジすること、それを達成することが大事です。
ホノルルマラソンは人生を最高にしてくれるイベントの一つ。マラソン初心者やこれからホノルルマラソンにチャレンジしたいと思っている人の参考になれば幸いです。
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