コロナ禍の海外渡航ということで毎日情報が更新され、出発日前日まで書類が変わるという経験をしました。日々情報が変わるのでサイトのリンクが古いということの方が多く情報収集に手こずりました。
今回は2021年12月23日時点で出入国に必要な書類や書き方、取得に必要だった時間、利用したPCR検査施設など体験談を紹介します。年末年始や年明けにハワイ渡航を検討している人は参考にしてみてください。
※情報は日々更新されています。コロナ禍の渡航の最新情報はアメリカCDCです。
ハワイ入国必要書類
・ワクチン接種証明書(英語)
・陰性証明書(出発1日以内)
・宣誓書
・ビザ免除プログラムで渡米する人はエスタ(ESTA)取得
※米国本土・準州経由経由で入国の場合はハワイ州セーフトラベルズプログラムへの事前登録
ワクチン接種証明書(英語)
ハワイへの渡航は、すべての18歳以上の新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示が義務付けられています。つまりワクチンを接種していなければ入国できません。
渡航用のワクチン接種証明書は住んでいる自治体で発行してもらいます。私は東京都内住みですが、申請から発行までは約1週間かかりました。早めに準備することをおすすめします。
また、ハワイ滞在中にレストランで飲食する際は必ずと言っていいほど、このワクチン接種証明書とID(パスポート)の掲示を求められました。
ワクチン接種証明書は念のため写メを取っておいた方がいいです。レストランの入店時に提示を求められますが、紙のワクチン接種証明書を忘れてしまってもスマホの写メで入ることができました。
PCR検査 陰性証明書(出発1日以内)
出発1日以内の陰性証明書が必要です。1日以内で証明書を出してくれる病院はかなり限られます。
私は移動等も含め成田空港のPCRセンターで受けるのが一番安心だと思い、成田空港のPCR検査を5日前に予約しました。
→成田国際空港PCRセンター
出発が20時30分だったので、余裕をもって14:30-15:00で予約しました。出発5日前の時点で12:00-14:00までは既に予約が埋まっていました。予約有17:00前で料金は30,000円でした。
※料金が25,000円に変更になったようです!(2022年3月21日現在)
出典:成田国際空港PCRセンターホームページ
現時点ではハワイ州指定の陰性証明書でなくても良いということになりましたが、行っている最中に何か変更になって入国できなかったら怖いなと思ったので500円追加してハワイ州指定の陰性証明書に書いて貰いました。
当日は14:30ピッタリにPCRセンターに到着。そこで問診票など色々と記入したり、受付で少し並ぶので10分ぐらい早めに行ってもよかったなと思いました。
受付で支払いの時に結果がでるまでの時間を告げられ、4時間後に結果を取りに来るように言われました。余裕を持って予約してよかったです。
私よりも後ろに並んでいた方が、4時間半後と言われていて「予約したのに飛行機に間に合わなかったらどうするのよ!」とブチギレていましたが、皆同じ条件で結果を待っているので間に合わなかった時はご了承くださいと言われていました。
間に合わなかったらシャレになりませんからね…。
そのPCR検査の陰性証明書がなければチェックインや荷物預けもできません。荷物を持ったままラウンジやレストランを利用して結果を待っている人が多かったです。
PCR検査は24時間以内なのか?という点が迷う所かと思いますが、時間ではなく出発前日であれば良いようです。前日検査で通過できている人もいました。
陰性証明書も念のため写メを取っておいた方がいいです。レストランの入店時に陰性証明書の提示を求められる場合もあります。忘れてしまってもスマホの写メで入ることができました。
宣誓書の書き方
アメリカに入国する2歳以上の人は全員搭乗前に航空会社に宣誓書(Attestation)を提出しなければなりません。
この宣誓書はJALやANAなどで行く場合はカウンターで紙を用意してくれていますし、書き方も教えてくれるので事前に印刷して準備する必要はありません。
私の場合、前日まで情報が更新され書類も変わりました。ハワイ州新型コロナウイルス情報サイトでさえ最新書類に更新されていませんでした。航空会社などもリンク先がPDFになっている場合は古い書類です。CDCのページが常に最新情報だったので家を出る直前に一応その書類を印刷して空港へ向かいました。
事前に準備したい方はこちらの書き方を参考にしてください。ほとんどの方がAだと思いますので2か所のAにチェックを入れます。
①出発前の陰性結果:私は出発の1日前までの検査結果が陰性であることを証明します
②ワクチン接種対象者:私はワクチンを接種していることを証明します
※下段は代理で記入する場合です
この「A」2つにチェックを入れたら一番最後の用紙にサインをするだけです。
Print Name: 活字体のフルネーム(漢字)
Signature: 署名
Date: 月/日/年
日本の航空会社でしたら書類がなかったり書き方がわからなくてもチェックインカウンターで教えてもらえるので大丈夫です。
エスタ(ESTA)取得
アメリカへ入国する際にビザ免除プログラムで渡米する人は事前にエスタ(ESTA)の取得が必要です。直前だと申請が間に合わない場合があるので旅程が決まった時点で申請しておいた方が安全です。→ESTA公式サイト
エスタはパスポートに紐づけられるので入国審査などで紙を見せる必要はありませんが、念のため印刷して持参することをおすすめします。
ハワイ出国必要書類(日本帰国)
・陰性証明書(出発72時間以内)
・質問票の事前登録
・誓約書
・MySOS、cocoaのアプリインストール
陰性証明書(出発72時間以内)
ハワイを出国する前に必ずやらなければいけないのがPCR検査と陰性証明書の発行です。日本専用の所定のフォーマットがあるので日本を出発前に印刷して持参してください。
病院によっては日本のフォーマットを準備している所もあります。
私はシェラトンワイキキホテルの敷地内にあるストラウブ・ドクター・オン・コール(Docs On Call Sheraton Waikiki)で帰国日前日にPCR検査を受けました。
2021年12月現在での営業はAM10:00~PM6:00で予約なしで受けることができました。日本語対応可でとてもスムーズでした。
NAAT RT-PCR test(鼻咽頭ぬぐい液)で結果まで30分~60分が$175、24時間~72時間で$150、日本所定のフォーマットに書いて貰うには+$45。ちなみにこちらの病院では日本所定のフォーマットの準備がされていました。
翌日帰国だったので$175+$45=$220で検査しました。検査はとてもスムーズで来院して書類を書く時間を含めて10分程で終わりました。40分後には結果を受け取ることができ、支払いは陰性がわかってからの支払いでした。(クレジットカードでの精算)
日本へ入国するために必要な検査で証明書を出しているハワイの医療機関は在ホノルル日本国総領事館のホームページに記載されています。
質問票の事前登録
日本入国の際に質問票の提出が必要となります。質問票WEBから回答してQRコードを作成します。QRコードはスクリーンショットしておくと、検疫時スムーズです。
日本の空港についてからでもできますが、空港での書類チェックやPCR検査は本当に時間がかかるので少しでも短縮するために準備しておいた方がいいと思います。
誓約書
誓約書は機内で配られるので事前に準備して行く必要はありません。記入する項目が多いので飛行機を降りるまでに書いておくと良いです。
MySOS、cocoaのアプリインストール
2つのアプリのインストールも日本に到着してからでも大丈夫です。事前に入れれるのであれば入れておきましょう。スマートフォンが1人1台必要になります。MySOSをインストールできるスマートフォンを持っていない13歳以上の人はスマートフォンのレンタルが必要。
ダウンロードはこちらから→厚生労働省・入国者健康管理センター
現在、ハワイから日本へ帰国した人は6日間の強制隔離(ホテル施設)、その後8日間の自宅隔離が必要です。
情報は日々更新されているので必ずご自身でご確認ください。
※この記事は2021年12月23日時点のものです
※ランキングに参加しています。ポチッと応援お願いします!