カンボジアと言えば世界三大仏教遺跡の1つ世界遺産「アンコールワット」。人生で行くべき場所トップ10に必ず入ってくる素晴らしい世界遺産。世界中からこの遺跡を見ようと多くの人がシェムリアップへ旅行します。
今回はアンコールワットを含めた王道の3大アンコール遺跡を1日で効率よく回る観光モデルツアーの体験をお届けします!
アンコールワットは遺跡ツアーを使うべき!ひとり旅でも大丈夫!
シェムリアップは気温と湿度が高く、私が訪れた2019年10月は32℃~35℃、2024年3月は37℃~40℃とどの時期でもとにかく暑いです。Tシャツも替えが必要なぐらい汗をかきます。
遺跡間は距離があるため移動が必要。トゥクトゥクなどを個人で手配して渡り歩くことも可能ですが、長時間外にいるのはかなり辛く体力も奪われ危険も伴います。実際に2024年に訪れた際は熱中症で倒れている高齢者を数名見ました。
1回目はひとり旅で参加、2回目は2人で参加しました。
一人旅だとツアーに参加するのが不安な人も多いと思いますがみんなそうです。私が1回目に利用した時は約12人のツアーで半分ぐらいが一人旅でした。なので全然問題ありません。2回目に利用した時は2人で参加し私達を入れて2組でした。
ツアーを使うメリットは5つ
①灼熱のカンボジアで遺跡間移動がクーラー付きの車移動できる
②1日で効率よく王道の遺跡を回れる
③日本語ガイド付きのツアーでよりアンコールワットの歴史を深く知ることができる
④絶好の写真ポイントで写真を撮ってもらえる
⑤昼食・夕食・移動費用・ガイド料などが含まれてこの価格はお得
初めてアンコールワットを訪れる人には特におすすめしたいツアーです。
今回はこのツアーを使って1日で王道の3大アンコール遺跡を巡るモデルコースを紹介します。
アンコール・ワット 日の出観賞
4:30 ホテル出発
ツアーのガイドさんがホテルまで迎えに来てくれるので車に乗り込みます。
5:00 アンコールチケットセンターでパスを購入
アンコール遺跡に入るためにはアンコールパスが必要です。価格は1日券$37、2日券&3日券$62、7日券$72です。パス購入時に写真撮影をしパスに顔写真が印刷されます。支払いはドル・リエル・円・クレジットカードが使えます。※2024年3月時点の料金です
パスは年々値上がりしていて色んなポイントでパスのチェックも厳しく行われています。別日に郊外のベンメリア遺跡やバルーンに乗るなどを予定の方は複数日券を購入した方がお得。複数日券は連続で使わなければならないわけではないので例えばシェムリアップに5日滞在してその内3日だけ日にちを選んで利用するということができます。
5:15 アンコール遺跡前到着
アンコールワットの手前で車を降りて遺跡までは約20分ぐらい歩いて行きます。朝は真っ暗なので小型の懐中電灯があると便利です。
5:40 アンコール・ワット到着
太陽が昇るまでの時間ここで待ちます。アンコールワットは太陽が昇る前の朝焼けが一番美しいです。特に雨季は美しいグラデーションの空が見れます。
日の出の時間は5:30~6:30頃で季節によって変わり、雲がかかっていると見ることができません。2024年3月の日の出は6:30~6:45の間で1週間の間でも日によってバラつきがありました。
空が晴れている確率が高いのは乾季です。
乾季(11月上旬〜5月中旬):太陽は真っ赤で周りは白っぽく光る
雨季(5月下旬〜10月下旬):太陽は真っ白に輝き周りはオレンジ色に染まる
朝日が昇った後7:00頃アンコールワットを出発して一度ホテルへ戻ります。
7:20 ホテルで朝食
一回ホテルに戻って来て朝食を食べます。私は アプサラ レジデンス ホテル に滞在しました。安くて綺麗で朝食もとっても美味しかったです!
9:00頃ツアーのガイドさんが迎えに来てくれてツアー再開です。
アンコール・トム 観光
9:30 アンコール・トム南大門から観光
南大門から入場しバイヨン寺院、バプーオン寺院、象のテラス、ライ王のテラスなどを見学します。ここでの見所はクメール微笑みで有名なバイヨン寺院。
※2024年3月時点の情報ですが、微笑みの四面塔のある第三回廊は修復中で立ち入り禁止になっています。
11:20頃にアンコール・トムを後にして次の場所へ車で移動します。
タ・プローム 観光
11:30 タ・プロームに到着
映画「トゥームレイダー」のロケ地にもなったタ・プローム。戦争の跡がそのまま残り、長い年月によって木々が遺跡に浸食する姿は自然の持つ力の強さを教えてくれます。他のアンコール遺跡とは違う魅力がある場所です。
タ・プロームでは1時間ぐらい観光しました。
昼食・休憩
12:50 昼食タイム
アンコールクッキーのお店に寄ってからレストランへ。レストランは Neary Khmer Restaurant(ニアリークメールレストラン)という所でした。
クメール料理はどれも本当に美味しかったです。昼食料金はこちらのツアーに含まれているのでドリンク代だけ別で払います。
昼食後はマッサージに行くかホテルに戻って休憩するか選べました。私は1回目のカンボジアの時にマッサージを体験していたこともあり、今回はパスしてホテルで休憩しました。
15:30頃ツアーのガイドさんが迎えに来てくれて再びツアーに戻ります。
アンコール・ワット 内部観光
15:45 2回目のアンコール・ワット到着
日中のアンコールワットは朝とはまったく違う景色。午後からはアンコールワット内部の見学をします。第一回廊、第二回廊、そして一番の見所である第三回廊へと上ります。
第三回廊は毎月4~5日(宗教の特別な行事や仏教の日)は入場することができないので、行く前にその日に当たらないか確認しましょう。また、急階段を上るため11歳以下の子供や妊婦、心臓疾患のある方は入場することができません。
アンコールワットの有名な「乳海攪拌」や「天国と地獄」のレリーフも必見です。
18:00 アンコールワット夕日観賞
アンコールワットの閉館が17:30なのでそれまで内部を観光し、参道前で夕日を観賞します。18:15頃アンコールワットを出発して夕食会場へ向かいます。
夕食
18:30 アプサラショーを見ながら夕食
夕食会場はAmazon Angkor Restaurant(アマゾンアンコールレストラン)という所でした。とても大きな箱で日本人と欧米人のツアー客でいっぱいです。
50種類以上はある豊富なメニューのバイキング形式。色んな料理があるので地元の料理を思う存分好きなだけ楽しめます。夕食料金はこちらのツアーに含まれているのでドリンク代だけ別で払います。
カンボジアでしか楽しめない伝統芸能のアプサラダンスも見ることができて大満足!
21:00 ツアー終了
20:30頃にレストランを出発してホテルに着いたのは21時頃でした。
一日観光でまるっとカンボジアを満喫!一人旅でもOK
初めてアンコールワットを一人旅で訪れた時にも大満足だった1日観光ツアー。2回目のアンコールワットもやはりツアーを選んで正解でした。
カンボジアはとにかく暑いので体力がある程度必要。ガイドブックやネットに載っている気温よりも実際は暑いのでクーラー付きの車移動はもはや必須レベル。これがトゥクトゥクだったら移動もずっと暑く体力を消耗して1日元気に過ごせなかったと思います。
日本語ガイド付きという点もかなり大きいポイント。カンボジアは宗教の深い歴史がありますし、アンコールワットは知れば知るほど面白い遺跡です。ただ見て歩くよりも話を聞きながらの方がより深くアンコール遺跡を理解できますし、この国について知る事ができるはずです。
♦こちらのツアーの様子はYoutubeでも見ることができます。動画の方がイメージしやすいと思うのでよければご覧ください。
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